ストーカー被害の相談経緯

 

         警視庁によりますと、池永容疑者は鈴木さんと以前、交際していたということですが、その後、何らかのトラブルになったとみられています。

  先週には鈴木さんが通っていた杉並区内の私立高校の教員が、地元の警察署に「うちの生徒がストーカー被害に遭っている。どうしたらいいか」と相談をしていたということです。

  しかし、鈴木さんは三鷹市内に自宅があることなどから、この警察署の担当者は三鷹警察署に相談するよう教員に伝えたということです。

  このため、鈴木さんと両親は8日になって初めて「池永容疑者に待ち伏せされている」などと相談したということです。

  対応した三鷹警察署の警察官は警告をするため、その場で池永容疑者の携帯電話に3回電話をしましたが、いずれも出なかったということです。

  これを受けて、警察署ではストーカー規制法に基づく文書による警告を行うための準備を進めていたということです。