東京に住んでいた24歳の男性の行方が分からなくなる事件

  3年前、東京に住んでいた24歳の男性の行方が分からなくなる事件があり、警視庁が関係者の話に基づいて埼玉県内の墓地を捜索したところこの男性とみられる人の骨が見つかりました。

  警視庁は男性と金銭を巡るトラブルになっていたとみられる20代の男らを取り調べ、容疑が固まり次第、死体遺棄の疑いで逮捕する方針です。

  行方が分からなくなっていたのは、東京・新宿区に住んでいた当時、24歳の無職の男性で、3年前の平成22年12月に、東京・豊島区にある知り合いのマンションを訪れたのを最後に所在が分からなくなっていました。

  警視庁は事件に巻き込まれた疑いがあるとみて捜査していましたが、関係者の話に基づいて埼玉県本庄市の墓地を17日、捜索したところ、埋められたコンクリートの固まりの中からこの男性とみられる人の骨が見つかったということです。

  警視庁は男性と金銭を巡るトラブルになっていたとみられる20代の男らの取り調べを進め、容疑が固まりしだい、死体遺棄の疑いで逮捕する方針です。