各地で気温が38度前後に達し

　　西日本や東日本では14日も猛烈な暑さとなり、各地で気温が38度前後に達しました。

　　これから来週いっぱいは猛暑が続く見込みで、熱中症に十分な注意が必要です。

　　気象庁によりますと、14日も西日本や東日本を中心に高気圧に覆われて強い日ざしが照りつけ、気温が上がりました。

　　日中の最高気温は▽大阪・豊中市で38度9分、▽高知県の四万十市西土佐で38度6分、▽京都市で38度1分、▽甲府市で38度ちょうど、▽福岡市で35度6分、▽名古屋市で35度3分、▽東京の都心で34度3分などとなりました。

　　15日は、北日本でも気温が高くなり、日中の最高気温は▽京都市で38度、▽甲府市や大阪市、埼玉県熊谷市で37度、▽福島市や前橋市、岡山市で36度、▽山形市や東京の都心、名古屋市、それに福岡市で35度などと予想されています。

　　これから来週いっぱいは西日本や東日本を中心に猛暑が続く見込みで、気象庁は、こまめに水分をとり、夜間も適切に冷房を使って熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

　　一方、14日も午後から大気の状態が不安定になり、九州や四国など各地で雷雨となりました。

　　北海道では、湿った空気の影響で14日夜から16日にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降り、竜巻などの突風のおそれもあります。

　　気象庁は、落雷や突風、急な川の増水、それに低い土地の浸水などに十分注意し、急に風が強まるなど、積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中で安全を確保するよう呼びかけています。