山口県周南市で5人が殺害された事件

  山口県周南市で5人が殺害された事件で、このうち1人に対する殺人などの疑いで逮捕された男の弁護士が記者会見し、事件当時の行動について、男が「木の棒のようなものを持って自宅を出た」などと話していることを明らかにしました。

  また「自殺を考えて近くの山に入った」などとも話しているということです。

  山口県周南市の保見光成容疑者(63)は、7月21日から翌日にかけて、周南市の山あいの集落で殺害された5人のうち、山本ミヤ子さん(79)に対する殺人と放火の疑いで26日に警察に逮捕されました。

  調べに対し容疑を認め、ほかの4人についても殺害を認める供述をしているということです。

  この事件で弁護を務めている山田貴之弁護士が、31日、山口市で記者会見し、面会した際の話などを明らかにしました。

  それによりますと、事件当時の行動について「木の棒のようなものを持って自宅を出た」などと話しているということです。